非常災害時の対応について

1.非常災害が予想される場合、非常災害等で保育が出来なくなった場合

状況に応じて登園停止或いは早くお迎えに来ていただくことがありますのでご協力をお願いします。

2.警戒宣言が発令された場合

気象庁の観測の結果、大規模地震や荒川の氾濫が発生する可能性が高いと判断された時、内閣総理大臣や行政機関がテレビやラジオなどで警戒体制をとるように呼びかけるものです。
発令された場合は、保育を中止し、臨時休業態勢に入り、解除されるまで休園となります。
保育園では状況に応じて園児の安全を確保することに全力を尽くしますが、保護者の方は可能な限り早いお迎えをお願いいたします。

3.大地震など災害が発生した場合

  • ①非常時の避難場所

    避難場所  墨田区立第三寺島小学校

  • ②非常時のお迎え

    「緊急時園児引き渡し票」を使って、お子様一人ひとりを確認して、お引き渡しをします。保護者の方は受け取りのサインをお願いします。
    なお、保護者のお迎えが困難な場合は、予め登録してある代理の方のお迎えをお願いします。
    ■ 非常時は電話での連絡が混雑し、通じにくくなりますのでお子様のお迎えなどについて家族で話し合いをしておいて下さい。

4.災害などの非常時の連絡方法

  • ①災害用伝言ダイヤル

    災害発生時は電話の利用が爆発的に増加し、繋がりにくい状況が続きます。
    そのような場合に171に電話し、避難場所、状況などを録音、再生することが出来ます。


    保存期間はその日の24時までです
    携帯電話からも利用できます
    伝言再生時に通話料が発生します
    NTTの通話規制は、震度6弱ですが、震度5強でも状況に応じて規制があります

  • ②キッズリーアプリによる緊急メッセージ送信

    キッズリーアプリを、通常連絡に加え、緊急時の連絡にも活用します。必ずチェックしてください。

  • ③災害に備えて

    当園では、園児及び職員用の非常用食料及び飲料を約3日分備蓄し、毎年点検しております。
    その他緊急用の備品(非常トイレ・懐中電灯・ラジオ・救急用品・消毒剤等)も整備しています。

大規模災害について

大規模災害(大地震・荒川氾濫による江東5区大水害等)について

気象庁の発表によれば、「南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です」(H31.1.10付)と言われています。
また、地球温暖化の影響により、過去に想像もし得なかった災害が起きることも考えられ、荒川が氾濫した場合は江東5区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)は、浸水深さ10m以上20m未満、2週間以上水が引かないと予想されています。
国は、このような大規模災害が発生される際は、予め区外への避難を呼びかけています。
2019年の台風19号接近の際は、行政の指示に伴い、墨田区内の保育園は登園見合わせや休園の対応を取りました。

私たちは普段からこのような情報を得て、ハザードマップをご家族で見るなど、日頃から災害時の避難場所や連絡方法、備蓄食料や電源の確保等を話し合っておくことが必要と考えられます。

台風接近の場合について

東京愛育苑さゆり保育園では、墨田区立保育園の定めに準じて、台風接近の場合の保育園の運営を下記のように行います。
①台風が関東地方に接近し、被害の発生が予想される場合は、園児及び保護者の方の安全確保のため、ご家庭での保育にご協力ください。
②公立保育園は下記の場合は原則休園になりますので、当園もそれに従います。園児及び保護者の方、職員の安全確保のため、原則休園になります。あらかじめお知らせします。

1.区が警戒レベル3「高齢者等避難」を発令した段階で原則休園

区が水害への対応から、警戒レベル3「高齢者等避難」を発令した場合、その時点で保育園は原則休園といたします。
保育園の開園後に「高齢者等避難」が発令された場合には、保護者の方に至急お迎えに来ていただくよう、キッズリーで「重要連絡」を配信いたします。

2.主要交通機関の計画運休が発表された段階で、計画運休当日は原則休園

JRなどの主要交通機関の計画運休が発表された場合、計画運休当日の保育園は原則休園といたします。計画運休が午後から始まる場合でも1日原則休園といたします。
計画運休が、運休当日の開園後に発表された場合は、その時点から原則休園とし、保護者の方に至急お迎えに来ていただくよう、キッズリーで「重要連絡」を配信いたします。

台風による自然災害に直接的に対応が求められる警察・消防・医療・交通機関・災害対応従事者等であり、国民の生命・身体を守るために、業務の継続が求められることで、家庭での保育が不可能な園児については、別途、行政と協議の上、お知らせいたします。

保育中の事故について

すべての園児が全国私立保育園連盟の保険制度「ほいくのほけん」に加入しています。(掛金は園が負担しています)
保育中の園児の事故対策については万全を期していますが、万一の場合は、給付を受けることが出来ます。(給付金の額は保険制度で定められた額です)
尚、保護者の皆様が任意で加入できる、全国私立保育園連盟の園児総合保障制度「キッズガード」という保険制度も別にあります。園から別に案内書を配布しますので、希望される方はご利用ください。(この掛金は保護者様負担です)

避難訓練・防犯訓練について

当保育園では、消防署の指導により、火災や地震を想定して毎月定期的に避難訓練・消火訓練を実施しています。様々な災害や出火場所を想定して、実際に防災頭巾やヘルメットを着用する場合もあります。発災時刻も朝・昼・夕方等を想定して、その都度の避難の動き等を訓練しています。
また、9月の引き渡し訓練は保護者参加で実施しますので、お仕事に支障のない方は是非ご協力お願いします。毎月の訓練を通して、子どもたちへ避難の仕方や命の大切さを伝えています。

また、当園ではAED(自動体外式除細動器)も設置しています。
玄関にいつでも使えるようにしています。有事の際の救命措置として医療機関と連携して作動します。その為の職員の訓練も行います。